森重 敬光    平成元年卒        僧侶

和空会と仏教

 

私は僧侶という職業柄、中央大を卒業して、某仏教系の大学院に進学いたしました。

現役時代、主将を務めていましたので、如何にチームをまとめるか、について悩んでいました。

結論は「和」です。そう聖徳太子の「和を以て貴し」です。つまりチームワーク重視に重きを置きました。

 新入生の中には、色んな目標をもって入部してきます。

強くなりたい人、試合に出て勝ちたい人、健康のために空手道を学びたい人、等種々多様です。

そういう学生を同じ空間(道場)と時間(稽古)で過ごすためには、縦と横との人間関係の構築が大切だと痛感しました。

 今でも和空会の和が、チームワークの和、聖徳太子の「和」であることを願います。